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「道路巡回講習と道路維持におけるASP活用必須」

講師:株式会社出口組 工事部 維持課 維持係長 佐藤 順也
講師:門脇建設株式会社 工事部 維持課 課長代理 池野 智章

 以下の資料は、受講者の技術研鑽に役立つことを願い、講師のご厚意により提供いただいたものです。


20150414公開

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これより10分程度、道路維持におけるASP活用必須、
ブログ機能を使った情報共有についてのお話しをさせていただきます。
私は浦河道路事務所管轄、一般国道235号の新冠~新ひだか町の維持除雪工事を受注しています、
株式会社出口組の佐藤と申します。
門脇建設池野先輩と交代で説明していきますのでよろしくお願いします。
さっそくですがパワーポイントにて進めて行きます。

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目次にありますように、
1~7について説明していきますのでお付き合いよろしくお願いします。

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まずASP、情報共有システムについて少し話します
川田テクノシステムさんのベースページというASPを皆さんもこれからお使いになるとのことなので
ASPの説明と言うよりはベースページの説明になります。
システムには、システム内でのメールのような役割のある通知機能、週間工程等の代わりになるスケジュール機能、情報の伝達が可能で閲覧確認も出来る掲示板機能、
現場のいろいろな書類を収納するファイルキャビネット、
9号手続き等を行うワークフロー、
それにブログと様々あります。
今回は道路維持除雪工事の皆さん向けにブログ機能についてこれから説明していこうと思っています。

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従来の情報伝達の方法としては、
『現地の報告者が写真を撮影してメールで送る』 
その作業だけでも、step1、step2、step3、step4、step5の作業が必要となります。★
トラブル無しならば30分ぐらいでしょうか  現場事務所と災害現場に距離がある場合もっとかかるかもしれません。★
たまたま、休日当番の職員が、常時、直接やり取りが無く、アドレスがわからない場合。
当番者が急遽変更になって連絡先が変わっている場合、
などの トラブルが、送信時に、おこることが考えられますし、★
『道路事務所間での情報の共有』の段階でも、不在である。
作業中でメールに気付かない。などの可能性があります。
そうなると、必要な情報の共有が、出来ません。

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同じような話になりますが休日の報告は特にやっかいです。
交通事故や苦情対応では特に多いのですが、
対応中~対応後には当然休日当番とやりとりがあります。
後日担当監督員へも報告、
報告したと思ったら課長が書類に記入するために報告要請があったり
管理の方からも付属物の破損状況等の問い合わせがあったりと

あっちでも「写真くれ-」、こっちでも「写真くれ-」、
送り終わったころに、また「写真くれ-」
一度に言ってこいよ(怒)
毎回、メールの送り先考えるのメンドクセーだろ となるわけです。

1件の対応で多方面へ同じ報告を複数回するといった ロスも少なくないのが現状です。


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従来の方法をやめてASPを使おうと言う提案です
ブログ機能の活用方法ですが、現地で携帯電話を使って写真をとり、メールに添付してASPに送信するだけです。★
先程の『現地の報告者が写真を撮影してメールで送る』作業にはstep5までありましたが、この機能では2stepで終了です。
またブログにUPされた情報は、メンバー全員が閲覧できるため、道路管理者間の情報共有の必要は、ありません。
これまで利用してきた一斉メール送信システムと併用し、ブログへの投稿を合わせて行うことで事象発見者は、毎週変わる道路管理者の当番アドレスを気にする事もなく報告が可能ですし 道路管理者も情報共有の手間がなくなります。 
情報伝達の 『スピード』 『正確性』 『情報共有の確実性』 この3つの機能を確保することが、可能となりました。

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ブログ機能は、ASPサイト内で、現場日記をつけたり、情報交換や話題提供が、画像付で出来る機能です。
携帯電話から直接投稿できるので、現場から事務所への移動による時間ロスもなく、情報発信ができます。
この機能を生かして、異状時・災害時の報告用ツールとして活用できます。

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ブログ機能にはコメントを追加する事ができます。
まずメールからのブログアップは場所・キロポスト、現場の状況などを手短に記入し写真とともに送信します
特に交通事故等では原因者の情報や付属物の破損状況を現場で野帳などに記入する事が多いと思いますが、それらの情報をコメント欄に記入する事で道路事務所で各々が必要とする情報をブログだけで報告できることになります。
前のページで話した休日などの煩雑な報告が必要なくなると言う事です

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っと言っても、いざという時に使えないとなんにもなりません。
ブログの良い所として現場代理人など技術員だけじゃなく、ログインIDを持っていない道路巡回員、作業員、本社職員などでも送信が可能というところです。
作業員が異常を発見し、現場代理人に電話に報告。代理人が現場に向かい到着後に写真を送るなんて事はしなくて済みますし、代理人はブログを確認し写真を見て現場に向かうことが出来るので ある程度の準備も進めることが可能となります。
そのために日ごろからもしもに備えて現場全員、本社の職員なども含めたブログアップ訓練を実施してください。
訓練を実施する事で操作に慣れ、現着から5分以内の速やかな情報伝達をめざしましょう。
(Q.) さて、みなさんの中にはブログって、ミーハー的な遊びで、ブログにあげた、例えば通行止めや事故処理の情報が、外部の一般の人たちに漏れてしまう、つまりブログが見られてしまう心配をしている方がいるような気がします。
(A.) しかし、ベースページは、一般のSNSのブログ、フェイスブック等と違い心配は無用です。
作業員の皆さんは、送り先のアドレスを予め登録しておくことにより、ベースページのブログへ写真を投稿する=すなわち写メで送ることが出来ます。アドレスさえ知っていれば誰でも送ることは出来ると言うことです。しかし、ブログを見ることは出来ません。
大変重要なことですが、 ベースページブログは、ベースページのユーザ登録者のみ閲覧が可能な、限定公開のブログなのです。
つまり、ベースページにログインしなければ閲覧できない仕組みだから 外部の一般の人たちに見られてまう心配は有りません。
訓練時は道路事務所さんとも相談して実際のブログに送信して現場事務所のパソコンでユーザーじゃない皆さんも確認する事で送信ミスも減りますし素早い行動がとれるようになります。

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ここからは多少前半とかぶる部分がありますが写真撮影時の注意事項として何点か説明します
まず第1報としては全景です!1枚の写真で現場がどんな状況なのか把握出来るようなアングルで撮影しましょう。
そうすることで写真をメールした後に電話すると伝わりやすくなります。
注意事項としては下向きに撮らずスカイラインを必ず入れること、引きの絵がなくアップだけ撮影しても規模や周りの状況がつかめません。
まずスピードが最優先、現場の状況がわかる写真をまず送信しそれから詳細な情報をおくりましょう 。
画像サイズは小さすぎても大きすぎても良くありません、
送信に適し見やすいサイズとしてVGAサイズ640×480にて撮影することをお勧めします。
特に最近のスマホではカメラの性能が良いので14Mで撮影して送ろうと思っても、送信にも受信にも時間が掛かってしまうのでやめた方がいいです。
また、ガラケ―では送信時に画像を縮小しますか?とでる物があると思います。
スマホでもリサイズするのタップがありますのでこれをYesとしてしまうとみる方が小さすぎて画像が粗くこちらもNGです。
自分の携帯を確認することも訓練の一貫となるので訓練時に確認してみてください。
余談ですがスマホでも特に海外製のアイフォンやギャラクシーなどではVGAの画像サイズはないかも知れません、
その時はなるべく大きすぎない設定で送信してください。
普段最高画質に設定されているとそのまま撮影しまいがちなので
そちらについても訓練の時に自分スマホの確認しておくと良いでしょう。

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災害時などはこのようにブログに表示されます。
新しい記事が上に更新されて表示されます。
先ほども言いましたが第一報は手短にスピード命で 第2報~3報では詳細な情報、異状箇所のアップなどを掲載します。
そうすることで、その記事により状況把握が道路事務所や現場、さらには本社や他の維持除雪工事でも可能となり 現場と道路事務所の報告行為が、
本社のバックアップ体制や隣接工区の応援体制などに繋がっていきます。

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これは維持あるあるかも知れませんが、夜間に出動した時のお話しです
デジカメでもフラッシュが届かず暗闇写真になることがあると思いますがブログアップは携帯・スマホで行います。
当然写真は暗闇を撮ってしまい大事なところが写らないって事もあります。
特に夜間では一工夫で車のヘッドライトで写したいところ照らすと写真のようにハッキリとした写真を撮ることが出来ます。
デジカメもノンフラッシュで撮影した方が奥まで写ったりするのでいろいろ試しながら撮影してください。

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ブログ機能を有効に活用するためにはポータルサイトの開設が必須となります。
通常ASPは工事単位の利用契約に基づき、開設されるサイトであるため、受注者は、自身が施工する 
工事内の事項しか閲覧、出来ないのが一般的です。
情報共有のため、工事単位で開設されるサイトではなく全員参加型のポータルサイトを開設することでASPの活用がぐーんと進みます。
ポータルサイトでは、災害時のみならず、通常時も受注者間で情報共有をおこなう事ができ、他工事との連絡・調整・協議などの協力体制が構築できる仕組みとなりえます。
また、設定されたメンバーは、自由にブログを閲覧することができるため、「道路事務所から他工事受注者へ」、「受注者間同士」での情報共有の手間が必要なく、災害の状況をリアルタイムに把握できる。
これにより、応援人員や資機材を準備などスムーズに行える。
先に記述した災害・異状発見時等の協力体制を必要とする事象に対し対応可能なシステムとなる期待が持てます。


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上手く説明できないところがあったと思いますが、
これにてASPブログによる情報共有の説明を終わりたいと思います。

ご清聴ありがとうございます。

PowerPoint PAGE-実践訓練-01 

ブログUPメール送信方法

PowerPoint PAGE-実践訓練-02

写真添付の注意点など