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 工事完成平面図を工事完成検査時に提出しようプロジェクト

【長期工事中=放置】

下記の項目は、充実してきたところで分割し、独立ページに格上げします。



第1 本来のあるべき図面修正の流れ


  1. CAD製図基準に適合した発注図
  2.  ⇒ 施工に合わせて変更箇所の随時修正を繰り返す。
  3.  ⇒ 工事が完成すると自然に完成図が出来上がっている。
はず。


第2 実際の流れ

しかし、
  1. CAD製図基準に適合しない発注図
  2.  ⇒ 発注図は使えなので、コンサル成果からオリジナルデータを供与
  3.  ⇒ 施工に合わせて変更箇所の随時修正を繰り返す。
  4.  ⇒ 出来形図として完成し工事検査を受ける。
  5. 工事完成平面図を作成するために図面その他一式を外注先へ送る。
  6.  ⇒ ゼロからの作り直しのため手間とお金がかかる。
  7.  ⇒ 忘れたころに催促があり、あわてて提出する。


第3 現状の把握と問題点-なぜ工事完成検査時までに作れないの?-


  1. CAD製図基準に適合した、まともな図面が発注者から提供されていない。
    • たとえば、....
  2. 当初図面の作成は、コンサル成果のSXF-P21の図面は無視して、オリジナルデータにより滅茶苦茶な作業により行われている。
  3. 工事完成平面図は、当初の発注図から作成されていない。
  4. 日々の図面は出来形図と設計変更用の図面である。
  5. 工事完成平面図は別に外注し作製する。
  6. つまり、図面の二重作成


第4 どの様な改善を行うのか?


  1. コンサル成果の改善

    • othrsにオリジナルの納品を禁止する。
    • コンサルからの納品成果は意外と基準適合していない。意外とCADデータの成果の品質が劣る。これを厳しく取り締まる。CAD製図基準に完全に適合した成果以外は受け取らない。 適合していない具体的な事例の収集
    • 上記がまかり通る背景には、官側の無知と、受注者側の”この程度でいいか”的な状況が介在する。受注者がCAD製図基準に完全に適合する成果を納品する義務は契約上の履行条件であり、および、CADデータの納品成果について、発注者が完全に適合しているかを照査することは、電子納品要領にて義務づけられている。よって曖昧な履行と確認で済ますことは認められない。設計の成果が根拠と共に妥当であるかを官が検査するのと同様の重要度と位置付け、CADデータの品質を確認する。
    • 上記を達成するにあたり、CADデータの品質確保と確認手法について、明確かつ厳格なルール化を行う。 具体的な検査の方法の手順が必要
    • CADデータの品質の確認においては、電子納品の基準改定により、OCFによるSXF確認機能検定合格ソフトウェア上での実施が可能となった。 http://www.ocf.or.jp/kentei/gaiyou.shtml よって、従来SXFブラウザによる目視確認等のみが定義されていたが、現在は広く信用のおけるチェックソフトウェアの使用が可能となり、確認後の対策や是正まで一貫して行えるCADソフト等が認められるようになり、受発注者共に、これら必要なソフトウェアを早期に用意することが必要。
    • 設計成果のCADデータが、以降の施工(C)・維持(M)といった後工程・フェーズで適切な品質維持が可能となるようにどのような配慮や工夫を行うのか、を業務計画書に明記させ、設計(D)の段階での品質確保がきわめて重要であることを根付かせ、確実に履行させる。
  2. 工事発注図の改善

    • CADソフトの全道統一
    • 発注者支援業務の意識改革(本来、発注者の意識改革が先だろうが...)
  3. 工事受注者が、日々図面修正が出来る技能、環境の構築

    • 「モチベーションの高いV-nasユーザへの個別実技講習の実施」 →これは無駄!単なるV-nasでは書けない。上位のV-FIELDが無いと書けない。
  4. 工事完成検査の改善

    •  工事検査官が目視及びブラウザーで確認 納品できない場合は、契約違反。
  5. 審査の改善 ?

    •  何を審査しているのかよくわからない

第5 その結果どうなる予想か?

  1. ・品質のよいCADデータのみが集積する。
  2. ・品質の良いCADデータが流通することにより、高品質を維持できるソフトウェアの普及が進む
  3. ・CADデータの利用者が、その品質の維持に努めようという姿勢になる。
  4. ・品質を維持したまま流通することにより、取扱者もまた自ずとその品質を維持しようと努めることになる。
  5. ・粗悪なデータの修正・補正という無駄な作業を排除できる
  6. ・今は完成図と出来形図が曖昧に混同されているが、明確な区別が為され、出来形図の存在意義が薄れる(将来作成不要となることが期待できる)
  7. ・無知な発注者監督職員が、高品質な設計成果を無秩序にいじり、劣悪な品質の工事発注図を生成しているという仮定が、実証される。


6 工事完成平面図は何に利用されているのか?また、本来何に利用されるべきなのか?